理事長のごあいさつ
令和2年5月20日に開催されました、本法人理事会におきまして、前理事長故南芳則の後を継ぎ、若輩ながら理事長に就任しました。我が国の社会福祉が大きな変革期を迎え、またコロナウイルス感染拡大防止の為の「新しい生活様式」が求められているこの時世に理事長の職に就くにあたり、その責務の重さを痛感しております。
当法人は昭和57年11月に法人許可を受け、昭和58年4月には法人として最初の事業である特別養護老人ホーム福寿園(定員50名)を石川県内11番目の特養として開所いたしました。(平成元年には定員100名に変更)
その後、平成12年度には介護保険制度導入、平成29年度には社会福祉法改正など大きく法制度が変わってきました。この間、地域の高齢者の方々のニーズに応える形で、平成10年には特別養護老人ホーム松美苑(定員80名)を開所、ショートステイ、デイサービス、支援センター、ケアハウス等、高齢者福祉事業を展開してきました。まだまだ未熟な組織ではありますが、素敵な利用者の方々、温かく見守ってくださるご家族の方々、高い志と熱い想いを持って仕事をする同業他法人の方々、こういったたくさんの素晴らしい出会いとご縁に支えられ今日を迎えることができましたことに心から感謝申し上げます。
今後も変わる事を恐れず、「新しい生活様式」での福祉施設の役割やあり方を模索しながら、より一層地域にとってなくてはならない存在となることができるよう、微力ながら職務に邁進し、法人理念である「福祉の心を社会のために」を念頭に置き、その使命を果たすべく努力する所存です。前任者同様、今後も更なるご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
福寿会理事長 南 眞次